園地に水っ気が無いです。
天気が続く紀州観音山の園地です。 今日も最高気温は、15時に30.1℃。 連日30℃近くになっております。 今年5月の総雨量は、平年(156.5mm)に対し、85mmの54%。 梅雨時の6月20日までの総雨量は、平年(149mm)に対して、24.5mmと16%しかございません。 春に出た新芽の次の二番芽が出る時期でもあり、接ぎ木をした芽も水分を欲しがっています。 来週から雨の予報ですが、天の神様、どうぞ雨をお願いします。
天気が続く紀州観音山の園地です。 今日も最高気温は、15時に30.1℃。 連日30℃近くになっております。 今年5月の総雨量は、平年(156.5mm)に対し、85mmの54%。 梅雨時の6月20日までの総雨量は、平年(149mm)に対して、24.5mmと16%しかございません。 春に出た新芽の次の二番芽が出る時期でもあり、接ぎ木をした芽も水分を欲しがっています。 来週から雨の予報ですが、天の神様、どうぞ雨をお願いします。
温かくなり、草も成長が早いです。 どんどんと背丈が伸び、樹に草がかかってきます。 その草をかき下ろす作業をしておりますと、足もとからいきなり鳥が飛び立ちました! (草をかき下ろした樹↓) 飛び立った鳥は、日本の国鳥キジくんでした! 私めがけて「フ~フ~!!」と怒っております。 襲いかかってきます。 飛び立ったところを見てみると、キジ君の卵達がありました。 草の中に巣を作り、卵を温めているところに、人間の私が草を刈りに来たため、卵を守るために私に襲いかかって来たのでした。 畑の中に一人の私としましては、キジにのど元を突かれないかと焦ってしまい、退散しました。 キジ君には申し訳ないことをしました。 その部分は、草をかき分けることなく、そのままにしておきました。 元気に子供達が巣立ってくれればと思います。 頑張れ! [...]
園地の剪定がすべて終了し、苗木植えは新しい苗木が来るまで中断で、その間「接ぎ木」の作業です。 「接ぎ木」は、たとえば八朔の枝にレモンの枝を刺して、その枝から先をレモンに変えてしまうなどの方法でもちいます。 みかんを苗木から植えますと、収穫まで約5年程度かかりますが、今ある大きな樹にみかんの枝を接ぎ木しますと、約3年で収穫することができ、2年程度短縮が可能です。 最近は柿の接ぎ木をしておりますが、平核無柿の樹に「太秋柿」と「甘秋柿」の枝を接ぎ木しております。 下の写真で、上の細い枝が「甘秋柿」の枝で、下の部分が平核無柿です。 これがうまく繋がってくれますと、3年後には甘秋柿を収穫することができます。 台木(接ぐためのもとになる樹:平核無柿)と穂木(接ぐ枝:甘秋柿)それぞれの形成層(黄色めの部分)を合わせて、テープで固くない程度に固定します。 接ぎ木をしている柿の園地は、山の比較的低い側にあります。 柿の園地からみかんの園地を見あげると、急斜面のみかんの樹が植えてあり、その先には「これぞサムライブルー!」と思われるような青い空が広がっております。 接ぎ木を終えて家に帰りますと、珠子が春の陽気を友達に、日向ぼっこをしております。 手伝え~。
みかんの剪定作業もほぼ終盤となってまいりました。 これが終わると、引き続き園地整備、苗木植え、接ぎ木と作業が目白押しでございます。 これがみかんの剪定道具です。 左から、飲料(自家製蜂蜜レモン)、道具入れ、手袋、のこぎり、剪定バサミとなっております。 これらが山での相棒です。 みかんの芽も、固い枝からも少しずつ吹いてまいりました。 剪定で枝を切りますと、このように形成層から樹液が溢れてきます。 根が動き出し、樹液を送ってくれている証拠です。 このみかんの葉が、思いっきり光合成をしてくれて、樹を成長させ、そして美味しい実を作ってくれます。 葉が実を作るのでございます。葉は工場です! 山から遠くを見下ろしますと、桃の花がじゅうたんを作っております。 園田さんの桃も、今年もおいしく実ってくれるはずです! みかんの園地は、となりのスギ林と面しております。 スギ林に向かうけもの道がはっきりと出来ております。恐らくイノシシでしょうね! 剪定作業の足元では、ミツバチが野イチゴの花の蜜を一生懸命集めております。 [...]
徐々に春らしくなって気温が上がってきますと、根もしっかりと動き出します。 根が動き出しますと、土の栄養分もしっかりと活用してくれますので、「大きくなあれ!」と肥料を播いてあげます。 まずは、フォークリフトで肥料を車に積み込みます。 このリフトは、もう10年以上使っています。 春夏秋冬に大活躍です。ありがとう。 軽トラに肥料を積み込み、園地に向かいます。 園地では、10kgづつカゴに肥料を入れ、散布します。 大きい樹には多め、小さい樹には少なめで。 シルバー人材センターのFさんにもお手伝いして頂いております。 剪定も引き続き行っております。 剪定にもたくさんのコツがあります。 こんな枝は、切らないと行けないのですが、なぜかお判りになりますか? この切口ですと、葉からの癒合ホルモンが枝の切口に届かない切り方です。 ですので、癒合ホルモンがしっかりと切口に届くように、葉から降りてくれる切り方にします。 つまり、思い切ってこう切ってしまうわけです。 [...]
毎日忙しくさせてもらっております。 先日の大感謝祭のご縁で、「野菜のソムリエ講座」を開催されているさくらい先生から、「柑橘の話してみない?」とうれしい御誘いを受け、「柑橘の魅力をお伝え出来るなら!」ということで神戸、奈良、大阪で開催されている講座でしゃべらせてもらっています。 各講座ともに8~15名程度の人数ですが、かなり緊張しながら柑橘のお話をさせてもらっています。 「みかん農業家からの想い」という内容で、「農業家が美味しいと思う果物は?」、「農薬について」、「手選別について」、「肥料について」などを語っております。 皆様には「はるか」「せとか」「はれひめ」「はるみ」などの新品種を少しづつではありますが、ご試食してもらっています。 こちらも生活者様の情報をストレートにお聞き出来ますので、大変勉強になります。 講座のあとに、皆様と集合写真を撮らせていただきました。さくらいじゅんこ先生に感謝!です。 また、山形県農業大学校では、「インターネット販売を含めた直販による販売チャネル拡大」をテーマに園主が講義を行ってきました。 詳しくはこちらからどうぞ こちらから話すことで、頭の中が整理され、非常に良い勉強になります。 こうして勉強させて頂けるのも本当にありがたいことだと思います。 [...]
沖縄出身の研修生Kさんが、13日から来られていて、日々一緒に作業していただいております。 大変助かっており、非常に真面目に働いて頂けており、感謝の毎日です。 最近は、みかん、レモン、柿の収穫、そしてみかんや柿、レモンへの肥料やり(お礼肥え)の作業が続いております。 今日、柿にお礼肥えをあげている時に、「わぁ!」というKさんの叫び声が! なんだ!と思ってその所に行ってみると、「スズメバチの巣が!」とのこと。 指さす方を見てみると、なんと!デカイ!↓ なかなかアップで綺麗に撮影できませんでしたが、かなりの大物を発見してしまいました。 柿畑の近くですので、収穫までには何とかしないといけないかと思っております。 ブンブン飛んでおりました↓ 太秋柿の収穫も、梯子を使って、手早くもいでくれております↓ レモンの収穫も、慣れてきてくれました↓ デコポンの実も、少しずつ色づいてきております↓ 大人気の「せとか」もここまで色づいております↓ 八朔オーナー様の樹も、色づいてまいりました↓
園芸家でエッセイストの広田せい子様のブログに観音山蜂蜜のご感想を掲載して頂いております! ハーブ分野の権威の方から、お褒めのお言葉を頂き、感激です! 写真がなんとも言えず素敵です! 本当にありがとうございます! http://diary.hirotaseiko.com/?day=20080610 料理研究家のMulata様にもご好評をいただきました! ハチミツに感激していただき、私達も大感激!です。 本当にありがとうございます! http://blog.goo.ne.jp/kazunoli_2008/e/f8bd7ca9f1a7dbcaf70b0e013c538019 今日は大阪のパン屋さんがお二人レモン園地、発送風景などの視察に来てくれました! 若いお二人とはこれからもコラボレーションしていければ!と思っております。 土産のパン、ありがとうございました! 「白いぼうし」の本、買っちゃいました! 小学校時代を思い出します。
行ってきました!「和歌山物産フェア in YOKOSUKA! さいか屋百貨店さん」 7階催事場にて開かれた物産展、観光展では、熊野詣の平安衣装の着付け体験も出来ました。 かわいいお子さんも、さらに可愛く! そして、園員芳典も頑張って販売しました! 「私が作った八朔いかがですか~!」、「紀州の物産展、観光展開催中で~す!」と言っています↓ 「いかがですか?これ私が紀州で作ったんです!美味しいですよ!」と言っています↓ 「じゃあ、3つ買おうかしら?」、「3つ!ありがとうございます!」という感じです↓ たどたどしい英語で八朔をPR!「I made this Hassaku!」「Oh! [...]
今日は日本の国鳥雉(キジ)のカップルに遭遇!↓ 車を走らせていたら、突然前に現れました。 これも山の神様からの贈り物か、写真におさめることができました↓ 最近は、地元でもキジが増えているようです。 過疎化の影響かも?↓ レモンの花も、蕾と満開とチビレモンが同居しております↓ 八朔の花も寄り添いながら咲いております↓ こちらは甘柿の花です。 秋まで台風に負けず、大きく育ってちょ~だいよ!↓
まだ小学生くらいでしょうか。 デコポンの枝吊りをしていますと、近くでざわざわと音がしますので、見ると可愛いイノシシでした。”コイコイ”と呼ぶと、一瞬、こちらに駆け寄る気配がしましたがすぐに気が変わったのか木の向こうへ。約3分後、再び顔を見せたところで撮影に成功しました。ストロボが光ったので驚いたように逃げ去りました↓ イノシシがミミズを探すために掘った土です↓ 土壌が肥えている証拠だとデコポンを少しくらい食べられてもプレゼントとして提供します。 八朔(はっさく)も寒さに反応して、ここまで色づいております↓ 早く食べたいですわ。
↓この暖かさに誘われて、八朔の花もいい薫を届けてくれます。 ↓ポンカンの樹の周りには、ヘアリーベッチという草が一面茂っております。 ↓そして雉の母鳥は、今日も動かずに卵を温めておりました。 少し安心。
昨日(2日)、八朔の剪定作業(無駄な枝を切り落とす作業)をしていると、何やら小鳥の巣を発見! 中を見てみると、確かに卵が入っておりました。巣は綺麗な球形です。親鳥は逃げてしまっておりました。巣の周辺は枝を切らずにそのままにしておきましょう。 この鳥が親鳥でしょうか。鳥はたくさんいますので、たぶん違うでしょうね^^; 今日(3日)園地に行って気になっていたこの巣を再度確認すると、親鳥が温めていました(^^)カメラは忘れていたので撮れませんでしたが、人間の臭いを嫌って卵を温めないようにならないかと、心配しておりましたが一安心です。
5代目が薄皮はっさくにイタズラをしています。日付の頃はまだピンポン玉のサイズで、濃いグリーンの頃。表皮に刃物で文字を書いたようです。この時期、強い風があると果実が枝や葉と擦れ、画像とは違う不規則な外傷となり外観2級品「おてんば娘」ができる原因となります。数種類の文字が1本の木のほとんどの果実に書かれていました